安らかにゆっくりお休みください
横田滋さんが亡くなられました。テレビで拝見するだけで、実際にお会いした方でもないのに、親類が亡くなってしまったような喪失感を覚えます。今、これを書いていても、涙がこみ上げてきそうになります。
朝刊で、このニュースを目にした時、フッとある一曲が頭の中で流れました。元々はラブソングで、決して横田滋さんのご逝去には相応しい曲ではないのですが、歌詞の所々に、こんな思いで日々お暮らしになっていたのかな、と勝手に思ってしまいました。
Richard Marx - Right Here Waiting (Official Video)
Oceans apart day after day
And I slowly go insane
I hear your voice on the line
But it doesn't stop the pain
If I see you next to never
How can we say forever
Wherever you go
Whatever you do
I will be right here waiting for you
Whatever it takes
Or how my heart breaks
I will be right here waiting for you
日を追うごとに、遠くへ離れていってしまう
私は徐々に正気を失っていくようだ
君の声は電話で聞けるけど
この苦しみは癒せない
もし君に会う可能性がほぼ断たれたとしても
永遠に会えないとは、どうしても言えない
君がどこに行こうとも
何をしようとも
私はここで君の帰りを待っている
いかなる手段を使ってでも
どんなに悲しくても
君の帰りを待ち続けているから
当時中学1年生のめぐみさんから、45歳の誕生日のプレゼントとして、べっ甲の櫛をもらった翌日に行方不明になってしまったという記事を読んだ時、あの柔和な表情の裏にある悲しみを想像して、ふわっと涙がこみ上げてきました。あまりこのような駄文を書き連ねるのも憚られますので、今日はこれくらいにしておきます。最後に一言だけ。めぐみさんを横田さんから奪った外道には、何度生まれ変わっても、楽しい日々も、家族の団らんも"next to never(ほぼない)"ではなく、"never(絶対にない)"です。